オーダーパンツのきやすさの理由は・・?

karinui-pants

写真はパンツの仮縫右半分です。ウェストベルトはまだついていません。
右上の端がちょうどおへそのあたりにきます
左上の端が腰の後ろ中央にきます
右端の中央と左端の中央(ちょっと見えていませんが)
がつながって右足が入る筒状になります。

左半分も同様につくってウェストベルトをつけ
真ん中の尻縫い線で縫い合わせ、パンツの仮縫が完成です。

ポケットなどはついていません。糸印で位置と大きさを
示します。布地一枚で作った各部品を弱い糸で簡単に
ぬいあわせたもの、それが仮縫です。

この仮縫パンツを試着していただいて、仮縫合わせ( フィッティング) をします。

布地一枚で簡単に縫い合わせたパンツですから、ウェスト、ヒップ、股上、股下
の各寸法はもちろん体型へのフィットの具合がすべて表面にあらわれます。

同じウェスト寸法でも、ヒップの高さとその位置の具合で補正するポイントが
ちがいます。平たいヒップの人は前があまり、ヒップのトップが高い人は
後ろが余って前が足りないということなのです。

レディーメードのパンツはこの補正をしない状態で販売されているわけです

それを補正するだけで、はきやすい格好よいパンツになります。
仮縫をするオーダーパンツだからこそ、一番大事なポイントを
チェックできるわけです。

オーダーパンツの仮縫を体験されてみてはいかがですか?
当店では仮縫付オーダーパンツを ¥10,290 で常時10点を
陳列しております。

コットンやシルクなどウール以外の素材の場合
素材保護のため別生地で仮縫することがありますが
チェックポイントは変わりません。