オーダースーツ製作のための製図法にはいくつかありますが
ここでは当店の方法の概略についてお知らせします

当店ではＣＡＤを活用して型紙を製作しております。
これはＷ研究所が開発したＣＡＤシステムで
約３０年前から導入しています。コンパクトながら
よくできたシステムで自由度の高い美しいラインを
描きます。

まず、
お客様の寸法データ、希望されるシルエット、デザイン
ディテールなどについて、ジャケット、パンツでは
およそ１００項目について入力して
２台のモニターを見ながら作図します。

つぎに
型紙をプリントアウトしたものを精査して
必要な手直しを加えて型紙が完成です。
ＣＡＤの優れた計算能力はむずかしい接続部分の
照合計算をアッというまに片づけてくれます。
　イメージどうりのシルエットが出来るまで
何度でも書き直しをくりかえします。　　
　
こうして丁寧に製図された型紙をもとに裁断して
仮縫い品をつくりますと仮縫時に補正が少ないのです。