フォーマルスーツの区別と序列はありますが・・・

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フォーマルには厳然とした区別と序列がありますが
冠婚葬祭の区別を間違えなければ、まずは セーフです。
いわゆる祝儀不祝儀の区別ですね。
ブラックスーツ、ディレクターズスーツなど通常の略式礼装の場合は
ネクタイでの区別です。シャツは白、靴とソックスは黒で間に合います

そのネクタイも黒かシロの色分けだけですまないものが
出回っています。法事用として中間色のグレイを使った
ものも出ています。

晴れの受勲とか皇居へのご招待の場合は予め詳細なマニュアルが
届くとのことですから、ご心配ご無用です。

ウェディングは業者さんが至れりくせ尽りのホスピタリティー
を発揮してくださるから、それに乗っかっていればいいのですが
ご招待の場合は雰囲気にあわせて盛り上げるのも参加者の重要な役割ですね。

結婚披露宴の主役は新郎新婦ですから、主役を上回る注目を集めたいという
野望は抱かない方が賢明です。 部屋を間違えた他の披露宴の新郎様(?)と
笑われてしまうでしょうから。

余談ですが、ある地方では
昼間の正装であるモーニングコートがステータス・シンボルとされたということで、
葬儀でのモーニングコート着用の会葬者の人数で葬儀の格がささやかれたそうです。
明治維新以来、洋服文化が渡来して一世紀半がたった現在ではどうなのでしょうか。